Mindfulness Part.1
はじめませんか、
マインドフルネス習慣。
株式会社ブレストラン
沖 知子さん
マインドフルネスとは
“いまこの瞬間”に起きていることに意識を向けた、状態や生きかたのこと。思考をシンプルにすることで心身をいい方向へ導き、気づきを与えたり行動に変化を生みだしたりする効果があります。企業やアスリート選手、医療現場だけではなく、最近は個人でも取り入れる方が増えてきました。
マインドフルネスの方法
まずは姿勢と呼吸を整えて、そこで起きていることだけに意識を集中させます。最初は、何かを食べる、聞く、歩くといった行為を通すとやりやすいかもしれません。たとえば、泡立てた洗顔料の形を観察する、香りを嗅ぐ、触感を確かめる。大切なのは、五感を研ぎ澄ますこと、余計なことは一切考えないこと、良し悪しの判断をしないこと。全力で“いま”に意識を注ぎ込み、雑念を取り払い、この瞬間に起きていることを感じとりましょう。一日30分をときどきやるのではなく、毎日5分でもいいので習慣化することが大切です。
マインドフルネスの効果
たくさんの情報に囲まれて、日々さまざまなことを溜め込んでいる私たち。スピードや選択が求められ、そこに人間関係も加わり、ストレスを抱えている方も少なくありません。マインドフルネスは脳を休息させ、本来あるべきニュートラルな状態に戻すことで、思考を断捨離する=無の状態へ導く時間です。
- 意識しないと
退化しやすい感覚が、
研ぎ澄まされていきます。 - 頭がすっきりクリアに
なることで、
心や体の状態に
気づきが生まれます。 - あたりまえにできることへ
の感謝の気持ち、
調和する
気持ちなどが芽生えます。 - 前向きな生きかたや在りかた、
いい選択やいい行動を
起こすきっかけにつながります。 - 自分が安定することで
余裕が生まれ、
他人への
接しかたも変わります。
AINOKIスキンケアの
HOW TOやマインドフルネス、
呼吸法などのレクチャーをいただいた
沖さんに、
美容への考えかた、
AINOKIへの思いや
感想をお伺いしました。
株式会社ブレストラン代表取締役沖 知子さん
2007年にヨガと出会い、2014年に資格を取得。その後、フリーのインストラクターとして活動をはじめ、2017年から株式会社ブレストランの代表取締役を務める。心身の健康の大切さを伝えるため、国内外のヨガレッスンや健康経営アドバイザーほか、TV番組出演や監修、モデルなど、多岐に渡って活躍中。2016年「MissWORLD JAPAN」初代ミス・ヨガ。
外側から、内側から。
大切なのは、ダブルのアプローチ。
スキンケアは、外側からのケアも大切ですが、内側からのケアも大切。ダブルのケアで、トータルにいいコンディションに持っていくことが、美しさには必要だと思います。呼吸や気持ちが整うと血流や巡りがよくなりますし、不要なものが排出されていいものを取り入れられるようになり、好循環が生まれます。
逆に言えば、心の状態がよくないと体によくない食事を欲しくなったり、代謝が悪いと肌があれたりキメが粗くなったり、内側の状態が外側に出てしまうということ。
いま私たちは、いろいろなものが滞りやすくなっていますが、感覚というのは放っておくとどんどん鈍くなるもの。そうならないように意識することが大切ですね。
ていねいに、向きあって。
時間をつくって、トータルに美しく。
AINOKIのHOW TOは、そんなことを意識してつくりました。忙しいと、ついササッと終わらせてしまいがちですが、肌のお手入れは毎日のもの。だったら、もう少していねいに、短くてもいいのでその時間を利用して自分に目を向けてあげる。単純にスキンケアとして終わらせてしまうのではなく、心まで一緒に整えてほしいというのが私の願いです。
AINOKIを通して自分と向きあうことで、外側からも内側からも同時にケア。まさに一石二鳥♪的な(笑)。大切なのは、“継続”すること。短い時間でも毎日実践し、習慣化することが最大のポイントです。
あとは、スキンケアの効果にちゃんと目を向けるということも。たとえば、食事も感謝していただいたり、生産者の思いなどを知っていただいたりすると体への影響も違い、その栄養はきちんと届いてくれます。それと同じで、肌にどんな働きをもたらしてくれるのか、そういうものを感じながらお手入れすると、いい結果が生まれると思います。
AINOKIは、素材にこだわりがあるのがいいですね。桜とか米ぬかとか、自然ですし。洗顔料は泡立ちがよくて、しっかり洗える。落ちているぶん、化粧水や乳液が浸透していく感じがしました。うるおうけど、べたべたしない。キメが整って肌がクリアになる印象です。香りも深い呼吸に導いて、リラックスできるのではないでしょうか。