Mindfulness Part.3
キレイと健康を高める、
パーツケア。
株式会社ブレストラン
沖 知子さん
AINOKIの毎日のお手入れにプラスオン。
美しさだけではなく、心や体をよりよい状態へと導きます。
キレイと健康を高める、パーツケア。
「目」「耳」「首」
をご紹介します。
疲れを癒して
目もとイキイキ
目を開けたまま、両目の目の玉だけを同じ方向へ動かします。流れる感じではなく、①②③④⑤⑥⑦⑧(解説図)というように、各方向を意識しながらひとつひとつ止めるようにおこないます。
- まずは、ぐっと上をみます。
- 真上を①として、⑧までゆっくり動かします。
- 1まで戻ったら逆回しします。
- 終わったら正面に目線を戻し、
ゆっくり目を閉じてひと息します
朝
▶目を大きく開いて、朝陽を取り込むイメージで。
夜
▶多くの情報をキャッチして酷使しているため、
やさしくストレッチする感覚で。
耳は疲れの
リセットボタン
耳はみぞおちの奥にある呼吸をつくる筋肉、横隔膜とつながっています。ほぐすことで横隔膜を緩め、深い呼吸ができるように。疲れを感じたり、集中したりしたいときにおすすめです。
- 背すじを伸ばして姿勢を正し、目を閉じます。まず、いまの呼吸に意識を向けましょう。
- 人差し指を耳のくぼみに軽く入れ、親指は耳の後ろに添え、付け根あたりの骨をしっかり持ちます。
- ひじを横に上げ、両耳を側頭から2~3mm浮かせるようにやや斜め後ろへそっと引っ張ります。
- 真横、真上、真下に移動させ、それぞれ静かに3呼吸。最後にゆっくりぐるりと回します。
POINT
▶体と心が次第に穏やかに、頭の芯がすっきりした感覚になっていくはず。最初は1分程度で、慣れてきたら10秒程度で効果を感じられます。
首をほぐして
ストレス解消
首まわりのコリは、ストレスが蓄積している証拠。放っておくと、浅い呼吸の原因にもなります。日頃からしっかりケアしていきましょう。
- 姿勢を正し、両手を重ねて胸の中心に置き、肩の力を抜きます。
- 鼻からゆっくり息を吐き、鼻から吸う息とともにあごを上げます。
- 自然な鼻呼吸を、2~3回繰り返します。呼吸の通り道を感じ、鼻先からすとんとお腹へ落ちていくイメージで。
- あごを斜め上に動かし、首のサイドを伸ばします。そこに呼吸を送るイメージで、反対側も同様に。
- あごを真上に戻し、鼻から息を吸いながら顔を正面に戻します。鼻から吐く息で両手を解放し、背中の力を抜いて全身脱力してリラックスします。
注意
▶首まわりはデリケート。ゆっくりした動きで、気持ちがいいと思う場所でストップしましょう。
教えていただいたのは
株式会社ブレストラン代表取締役沖 知子さん
2007年にヨガと出会い、2014年に資格を取得。その後、フリーのインストラクターとして活動をはじめ、2017年から株式会社ブレストランの代表取締役を務める。心身の健康の大切さを伝えるため、国内外のヨガレッスンや健康経営アドバイザーほか、TV番組出演や監修、モデルなど、多岐にわたって活躍中。2016年「MissWORLD JAPAN」初代ミス・ヨガ。